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ヨーグルト

市販ヨーグルトの正しい選び方とは?

用途別に選びたいヨーグルトと乳酸菌

昔から健康高価の高い食品として広く知られてきたのが「ヨーグルト」です。
ヨーグルトは牛乳をもとに乳酸菌を使用して作られる発酵食品ですが、牛乳やチーズといった他の乳製品に比べて摂取がしやすく、栄養価も高いということで積極的に摂取が勧められています。
画像引用元:ヨーグルト

引用元:http://www.megumi-yg.com/product/

ヨーグルトによって得られる健康効果は数多く、日本で慢性的な体質として持つ人が多い健康上の悩みの多くを解決してくれます。

具体的には「便秘予防・解消」や「潰瘍性大腸炎の改善」、「免疫力強化」「花粉症予防・改善」「アトピー性皮膚炎の改善」「血糖値抑制」「コレステロール値低下」などといったものが挙げられます。

しかしそこで注意をしたいのが、市販されている全てのヨーグルトにまんべんなくこれらの効果があるというわけではないということです。

というのも市販のヨーグルトを製造するときに使用する菌類は一種類だけでなく、それぞれのメーカーによって製品に含まれる菌類に大きな違いがあるからです。

そのためどの製品を購入するかによって上記に挙げた効果のうちどれに特に効果があるかが異なってきます。
もし何らかの体質改善を希望してヨーグルトを購入するなら、メーカーや製品ごとの得意分野を意識しより目的にあったものを購入するのがよいでしょう。

市販品で最も効果を得やすいのは「便秘解消」

国内のお店で販売されているヨーグルト製品の中でも最も多くの製品の効果となってるのは「便秘解消・予防」です。

特に若い女性や高齢者世代は慢性的な便秘に悩んでいることが多いですから、それらの悩みに訴求する製品を作りたいというメーカーが多いということでしょう。

便秘解消に効果の高いとされる菌類を多く含む製品としては、ヤクルトやジョア、ダノンビオ、明治ブルガリアヨーグルトやビヒダスヨーグルト、ナチュレ恵みヨーグルトなどといったものがあります。

多くのメーカーが採用しているのが「N-1株」というもので、便秘解消効果を期待する場合には製品の内容量表示欄に「N-1株」と記載されているかで判断するとよいでしょう。

もう一つ多くの人がヨーグルトの健康効果として期待していることに花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の緩和があります。

こうしたアレルギー系の症状に対応できる製品としては、ヤクルトやジョア、まもる働く乳酸菌L-92や、オハヨーヨーグルト、森永ビヒダスヨーグルトなどといったものが挙げられます。

アレルギーに有効な菌類にはいくつか種類がありますが代表的なものとして「GCL1176株」や「K-2株」「LGG株」「L-55株」などがあります。

いちいち成分表示を確認するのが面倒な人は「雪印メグミルクナチュレ恵みヨーグルト」など総合的なバランスに優れた製品にするのがおすすめです。