1. >
  2. 納豆の美容と健康効果を解説
納豆

納豆の美容と健康効果を解説

納豆の健康効果とは実際どういうものなのか

好き嫌いは大きく分かれるところかもしれませんが、昔から納豆は非常に健康効果の高い食材として知られてきました。

10年ほど前に「納豆ダイエット」ということがテレビのバラエティ番組として特集された直後、全国のスーパーから納豆がごっそり消えるという現象が起こりましたが、のちに番組内容が捏造であったことが発覚し大きな問題になりました。
納豆

引用元:http://www.takanofoods.co.jp/products/lineup.php?select=natto

しかしこの番組の捏造とは納豆が健康効果があるということを検証する映像において、実際は行っていない実験結果を示したり、勝手に実在の教授が発言したかのような演出をしたという部分が問題となっただけで、納豆が健康効果を持つということそのものが捏造されたわけではありません。

もちろん化学薬品ではありませんので、納豆を食べたからといってその瞬間から劇的に健康になるというわけではありません。

しかし普段の食品に積極的に取り入れていくことにより、確実に健康増進をすることができ病気予防に役立たせることができます。

納豆が含む栄養成分としては「タンパク質」「ビタミンB6」「カリウム」「マグネシウム」「鉄分」「食物繊維」「ビタミンE」「カルシウム」「ビタミンB2」があります。

中でも注目なのが「タンパク質」を大量に含んでいるとうことで、「畑の肉」と言われる大豆由来の食品であることからカロリーの高い肉類を摂取することなく必要なタンパク質を体に多く入れることができます。

また納豆は菌を使った発酵食品ということから、「ムチン」という粘り気成分を含んでおり、これは胃の粘膜を保護して吸収・消化を促進し数多く含まれる栄養分を無駄なく体に取り入れられます。

上手に納豆の栄養を取るための食べ方

栄養効果の高い納豆ですが、意外に知られていないのが納豆の正しい食べ方です。
正しいという言い方がおかしければ、より栄養を積極的に摂取することができる食べ方となります。

まず納豆を食べる時に気をつけたいのが「熱を加えないようにする」ということです。
納豆を冷蔵庫から出して常温にしておくと、なんとなく匂いが強くなったように感じます。

これは温かいところに置かれることで再び納豆菌が活発になり、再発酵が進むからです。
再発酵が進むと食味が損なわれ、なんとなくジャリジャリとした食感になってしまいます。

さらに炒め物に納豆を使うなど強い熱を加えると、せっかくの栄養成分である酵素のナットウキーゼが壊れてしまうのでネバネバが少なくなってしまいます。

ですので実はアツアツご飯の上に納豆を乗せてしまうと、ナットウキーゼにはあまりよくないのです。
ご飯と一緒に食べるときは少しずつ乗せるか、早めに食べるようにしたいところです。